日本カトリック正義と平和協議会改憲対策部会
回勅『パーチェム・イン・テリス 地上の平和』60年 記念講演会

核兵器廃絶 今この地上に

 今年2023年は、キューバ危機(1962年)を背景に、教皇ヨハネ二十三世が回勅『パーチェム・イン・テリスー地上の平和』を執筆してからちょうど60年目に当たります。この回勅は「防衛」に名を借りた際限のない軍備拡大と核兵器開発が「平和」には決して辿り着くことのない、完全に誤った道であることを明確に示しました。ところが昨年2月のロシアのウクライナ侵攻以来、核戦争の危険が一気に高まり、今日、キューバ危機以来最大の核戦争の危機と言われる事態に陥っています。私たちは、60年目にして再びキューバ危機の振り出しに戻ってしまったかのようです。
 この8月、米国ニューメキシコ州のサンタ・フェ大司教区と、ワシントン州のシアトル大司教区から、核兵器廃絶平和巡礼団が広島と長崎を訪れます。私たちの、核兵器廃絶の祈りは続いています。今、私たちは、核兵器廃絶のために何を知り、どのように祈り、行動すべきなのでしょうか。ご一緒に、考えたいと思います。

2023年9月4日(月)18:30~
カトリック麹町聖イグナチオ教会 
ヨセフホール  JR中央線四ツ谷駅下車2分

    導入 光延一郎神父(改憲対策部会部会長)
講演  川崎 哲   東京出身。ピースボート共同代表。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN) 国際運営委員
コメンテーター  ・梶山義夫  広島出身。イエズス会司祭
        ・横山理子  東京出身。長崎教区平和推進委員会委員
   閉会の挨拶    髙見三明 長崎教区名誉司教

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