2023年第9回日韓脱核平和巡礼(2023.10.13~17 名古屋〜福井)
巡礼中に行った勉強会、講話のビデオです。

草地妙子さん(老朽原発40年廃炉訴訟を支える市民の会共同代表)2023/10/13 (金)
「老朽化原発稼働延長の問題ー40年廃炉訴訟で明らかになった規制委員会のずさんな審査」
https://youtu.be/vW348IeAwyk
福島原発事故の反省から原発の運転期間は40年とされた。 しかし、 例外である20年延長がこれまでなし崩しで認 められてきた。 申請すれば 「もれなく合格」。 これで本当に 「安全最優先」 と言えるのか。 さらに、 事実上70年運 転までを可能とする法改正がなされてしまった。 審査に合格さえすれば良いというのは 「安全神話」の復活に他な らない。 関西電力の老朽原発3基に出された運転期間延長認可等取り消し訴訟では、杜撰すぎる審査の実態が明らかとなっている。

ヤン・キソク神父 (韓国カトリック司教協議会生態環境委員会担当司祭)2023/10/13 (金)
「韓国の原発の状況」
https://youtu.be/Lb0dbBEo6EU
韓国と日本のカトリック教会は、 2011年3月の福島第1原発事故発生を契機に、 原子力発電は人間の尊厳、地球環境を大きく損なう技術であるとして、その撤廃の ための交流を続けてきました。 しかし残念ながら社会は、 GX (グリーントランス フォーメーション) を旗印に、 原発回帰へと急速に向かっています。

大島堅一さん(原子力市民委員会座長)
講演「原発のコスト問題ー温暖化とウクライナ戦争を背景とするエネルギー価格高騰による原発回帰の欺瞞」2023/10/14 (土)
https://youtu.be/-TwsYus65Ds
韓国と日本のカトリック教会は、2011年3月の福島第1原発事故発生を契機に、 原子力発電は人間の尊厳、地球環境を大きく損なう技術であるとして、その撤廃 のための交流を続けてきました。
残念ながら、事故から12年が経った今も原発廃絶の道は未だ遠く、 とりわけ現代 社会において、ウクライナ戦争以降高まるエネルギー確保の名目での原発回帰の 声は、無視のできない問題です。

中嶌哲演師(福井県小浜明通寺住職)
講話「若狭小浜と原発」2023/10/15 (日)
https://youtu.be/OtcIR1EGvEY
福井県小浜市の名刹真言宗御室派棡山明通寺の住職。 1968年に小浜市に原発4基の建設・誘致の計画が持ち上がり、1969年に地元漁協による「内外海原発設置反対推進協議会」の活動が始まる中で、1971年暮れに同協議会の後継組織「原発設置反対小浜市民の会」を結成、事務局長を務める。以来、反原発市民運動を展開している。