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JP Boolketvol.11 『恐れではなく、愛の世界を!−2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻以降の日本の軍拡政策と平和』(2023.6.23)

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JP Boolketvol.11 『恐れではなく、愛の世界を!−2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻以降の日本の軍拡政策と平和』(2023.6.23)

本講演録は、2022年12月7日、カトリック司教協議会社会司教委員会主催の「司教のための社会問題研修会」における中野晃一さんと布施祐仁さんの講演の記録です。
 2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻以降、国際社会の軍事的緊張がいっきに高まり、それに伴って日本国内でも「外国からの攻撃を抑止するためなら、ある程度の軍備は止むを得ない」という世論が多数派を占めるようになりました。そして、平和主義、専守防衛の基本原則を持つ日本国憲法を持ちながら、「反撃(敵基地攻撃)能力」の保有が可能となり、2023年度軍事費は過去最高を記録し、さらに27年度には、防衛費が世界三位になるとさえ言われています。

 本講演録では、二人の講師が、軍備増強の根拠である「抑止」の理論がどれほどナンセンスなものであるか、戦争を回避するために本当に必要なことは何か、私たちが平和に生きるための真のリアリズムとはなにかを、説得力を持って論じています。

 タイトル「恐れではなく、愛の世界を!」は、キューバ危機を背景に執筆された教皇ヨハネ二十三世の回勅『パーチェム・イン・テリスー地上の平和』(1963年4月)からとりました。恐怖の法則に支配され、軍拡の波に飲み込まれ、世界を取り返しのつかない破滅へと導くかどうかは、今や、私たち一人一人の選択にかかっています。

目次
刊行にあたって ウェイン・バーント司教(日本カトリック正義と平和協議会会長)
1:ウクライナ戦争以降の日本の軍拡をめぐる政治と憲法について(中野晃一 上智大学国際教養学部)
2:台湾をめぐる米中対立と日本の軍拡 現状と問題点(布施祐仁 フリージャーナリスト)

正義と平和小論集は一冊150円製作実費カンパと送料のご負担をお願いいたします。ご注文品発送の際、振込用紙を同封いたします。
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メール jccjp@cbcj.catholic.jp 電話 03-5632-4444

TEL 03-5632-4444 受付時間 9:00 - 17:00 [ 土・日・祝日除く ]

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