JP OnePoint メッセージ「死刑問題とカトリック教会」柳川朋毅さん(イエズス会社会司牧センター)
日本カトリック正義と平和協議会「死刑廃止を求める部会」事務局の柳川朋毅さんは、カトリック教会内だけでなく、諸宗教者や様々な市民団体とともに、死刑廃止のための活動をされています。 今回は、2018年に改訂された『カトリック教会のカテキズム』や教皇フランシスコの2020年の回勅『Fratelli Tutti』をもとに、現代のカトリック教会の死刑に対する立場を説明してくださいました。 死刑と戦争に共通する暴力性と排除の論理を指摘しながら、それらは「共通善」とは相容れない“誤った”解決策だと主張します。真の平和は、非暴力によってのみ実現されるからです。