JP OnePoint メッセージ 「ある外国籍大学生の訴え〜日本社会を囲む見えない壁」

現在日本には、日本で生まれ育ちながら、国籍が日本ではないという理由で、日本政府からアルバイトする権利も、国内を移動する自由も奪われている人たちが、未成年だけでも300人もいると言われています。
日本で生まれ育ち、日本人の友人に囲まれ、日本語がいちばん自然な言葉なのに、ただ外国籍であるだけで、あたり前の自由を奪われ、目に見えない壁によって社会から締め出され、不安と向き合いながら毎日を生きている人たちが、日本社会にはたくさんいるのです。
日本国籍を持つものには見えない、日本社会を囲む高い壁。当事者の大学生の訴えに耳を傾け、私は何をすべきか、考えてみましょう。

お話 ある外国籍大学生 みゆきさん
解説 ビスカルド篤子さん(大阪教区社会活動センターシナピス)