平和のための脱核部会第4回オンライン学習会 2025年原爆投下80年に向けて戦後の核被ばく問題 講師 高橋博子(奈良大学)
以下より、ご覧ください。
2024年11月27日に開催された平和のための脱核部会第4回オンライン学習会の記録ビデオです。 2025年は戦後80年の節目を迎えます。8月には、日本のカトリック教会では、核廃絶に向け、さまざまな取り組みが企画されています。 80年の間、市民社会はさまざまな核兵器反対運動を繰り広げ、2017年にはICANが、そして今年24年は日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が、ノーベル平和賞を受賞しました。しかし、冷戦期の核実験、劣化ウラン弾使用、原発による核ごみの生成、原発事故など、核の被害は絶えることがありませんでした。また、在外ヒバクシャの救済など、80年前の原爆投下には未解決のままの問題も残されています。 10月29日、東北電力女川原発が福島原発事故後初めて、東日本での再稼働に踏み切りました。ウクライナや中東では、核兵器使用の危険が戦後最高と言われるまで高まっています。軍事、エネルギー開発を横断する視線で、核の本質的な問題を捉え、次世代に地球を受け渡すために、私たちは何をすべきなのか、共に考えたいと思います。