2021年4月13日、菅義偉総理大臣(当時)は、東京電力福島第一原発事故後大量に発生する汚染水をALPS(多核種除去設備)にかけ、その水(「ALPS処理水」)を海洋放出することを決定しました。しかしこの政府の決定に、福島の漁業関係者、林業関係者をはじめ、国内外の多くの人たちが反対しています。ALPS処理水の海洋放出は、人や自然になんの影響もないと言えるのでしょうか。特に、ALPSでは除去しきれないことが明らかなトリチウムとはどんな物質なのでしょうか。伴英幸さんに、トリチウムとは何か?トリチウムを含む「ALPS処理水」の海洋放出にはどんな問題があるのか、伺いました。
(第7回日韓脱核平和巡礼と懇談会<2021.9.3-4、オンライン>で行われた講演のビデオ記録です)

発表レジュメ

2021年4月13日政府記者会見